
東洋医学療術師
山口 了子
ここではここわ経絡care salonの誕生について書かせていただきます。
私は現在2人の子供がいますが、20代に結婚し数年不妊治療後、長女を授かった経験があります。
結婚して一年くらいは時間を気にせず遊んだり(門限が厳しい家庭育ちです。)旅行など自由な時間を満喫ました。
一年ほど経った頃、
そろそろ赤ちゃんも欲しいと思いだしましたが、数か月経ってもなかなか授かりませんでした。
何か理由があるのかも。念のため見てもらおうと産婦人科に行ったのが不妊治療の始まりでした。
そこからありとあらゆる検査を受け治療に通い
金銭的にも精神的にもかなりきつく、今思い返せば軽い鬱だったのではないかとおもいます。こんな思いをする女性をこれ以上増やしたくないと思います。
今思い返すと
冷え症、添加物がたくさん入った物や時短で食べられる物、体を冷やす行動など、、、
まさか自分の日常的な習慣や環境の積み重ねに原因があったなんて思いもしませんでした。
残念だけど当時の私は知らなかったし、情報はあったのかもしれないけれど届いていませんでした。
月日は経ち
以前からたまにあったのですが
娘が頑張りすぎて疲れると熱を出したりヘルペスになったりしていました。
その娘が通学途中に一度倒れて病院に運ばれました。
幸い気を失ったのは数秒で、検査もしてもらい本人が不便でなければ治療は必要ないと診断されました。
でもこのままでは、、、。
例えば続けている部活の大切な大会、大学受験など、、将来彼女は頑張りたいときに自分の体調で悔しい思いをするかもしれない。
今から何か予防できることがないかと考えるようになりました。
だんだんと年齢を重ねていくにつれ
周りの親戚や友人も病気や手術をしたりすることが出てきました。
原因不明と言われてしまう症状や
病院に行くほどではないけれど不調を感じていて、
だましだましやり過ごしたり、気づいているがどうしたらいいかわからない。
そんな人達が増えてきました。
何かしたいけれど、その時できることは話を聞くことだけ。
もちろんそれも少しは気が晴れるだろうし役に立っているけれど、
もっと何かできることはないかと思いつつも
何もできない自分がすごくもどかしかったんです。
そんな思いが積み重なりここわを始めるきっかけになりました。
私自身も生活環境を変えていたら防げたこともある、、、と今ならわかります。
やっぱり体も心も健康であってこそ。
何かことが起こってからではなく、起きる前に予防をする。
高齢化が進む現代。医療利用者は増え費用はどんどん増加していきます。今のように病院を利用できる日々は続くのでしょうか。
東洋医学は2000年以上も前から使われてきた方法です。
長い歴史の中でいくつもの経験が積み重なって現在に至っています。
まだ病気には至っていない状況にもアプローチする東洋医学の考え方は予防にピッタリの方法と言えると思います。
毎日の日常生活の習慣や環境で今の自分ができています。
その中で体は色々な形でサインを送っています。
そこに気付けるか、気付いていてもごまかしてやりすごすか。
最初のうちは無理をしていてもやり過ごせますが体の疲労はたまっていってしまうんですね。
毎日忙しくストレスを感じることも多い毎日。
その中で自分の体調よりも他の事を優先して後回しにしがちです。
一番大切な自分をいい状態に保つことでもっと周りにも優しくなれる。たくさんのhappyが繋がっていきます。
やりたいことをやってイキイキとしている人って表情豊かで明るく前向きですね。人としての魅力にあふれています。
誰もがそうなっていいしなれるはずです。
男性の方に怒られるかもしれないけど女性が元気だと世界は明るくなる(^^)!
体の声を聞いて心と体の健康を作る。
いくつになってもしなやかに生きたい女性を応援します。
長文を最後までお付き合いいただきありがとうございます。
あなたが今日も幸せでありますように。
10年後の今も健康でありますように。
東洋医学療術師 山口了子